1000ピースのパズルを置いています。
小学生も高校生も中学生も気になるようで
休憩時間中に入れ替わり立ち代わり、パズルのピースを埋めていきます。
小学生に「これ誰が作ったん？」って聞かれると困ります。
私も誰が作ってるのかよく分からない。
私は１つもピースを埋めてない事だけが確かです。
毎日
毎日
休憩時間のたびに誰かがチョコッとだけ埋めていきます。
ふと。
これなんですか？って聞かれるわけです。
「土星」です。
たまに土星をしらない中学生がいてビックリするのですが、それでも良いのです。
もう僕らの頃と違って「常識」を知っておかないと友達が受け入れてもらえないなんてことがない世の中です。
私も本当に”Sophia”が好きだったかどうかわかりません。ただただ、友達が聞いていたから”19”も”Sophia”も”ラルク”も聞いていただけです。
中3の夏休み。音楽の宿題。本当は「西田敏行『もしもピアノが弾けたなら』」を練習したかったのだけれども、それはさすがに恥ずかしいのでGLAY”However”やKiroro”長い間”を練習していたのは内緒です。
もう世の中が変わったのだから、我々オッサンの脳みそを変えねばなりません。言いたいことも言えないそんな世の中じゃ～～～とか言ってる場合でもなく、「言いたいことを言える世の中なんてない」のが真実だし笑
盗んだバイクで走り出すと犯罪だとおもうのが、SDGs世代です。
ところで、毎週水曜日。小学低学年担当のりこ先生に「20年ぶりに久しぶりにピアノ弾こうかな〜ジムノペディとかいいですよ〜」と口走ったところ。
あとに引けなくなった私がいます。
アナリーゼってなんや？
私にも夏休みの宿題ができてしまいました。
おろ。
そんなわけで、
「土星」すら常識ではありません。
みんなが知ってる！！ってないもんね～
でも～～～
塾の先生としては、教科書に載ってる云々ぬきにして「土星ぐらい😢」というのも本音です。
なんでも置いてみるものです。
所謂、勉強ではない場所で獲得した知識は一生ものです。
塾の先生だから勉強に関わることって思っちゃうのが職業病。あ～中3で天体を勉強する際に「土星」すら暗記なんだな～と思ってしまう職業病。
世の中は変わっているのです。
我々オッサンは受け入れねばなりませんね～。
