「どういう視点で小学生や幼児を指導するのか?」
今日は、そのうちのいくつかをお話ししたいと思います。
「1~100まで数を数える事」「たし算ひき算を暗記すること」といったことは「見た目には出来ていて理解していそうだけれど穴がある!」だとか、その他、指導風景や大雑把な話をブログや動画で紹介しておりますが、もう少し具体的にお伝えします。
ケース①
カタマリで数える。

☝数を数えられているし、正解もしているのですが、もう一歩上にいきたいのです。
よくよく数えている姿を見たり、プリントをよ~~~くみてると小さく”チョン”が付いているのが見えるでしょうか??
10前後の数ですら「いち」「に」「さん」~~「じゅういち」といった感じでしか認識できないのだと思います。
そこを殊さら問題視してギャーギャー指摘したりはしないのですが、まだまだ次の段階にいくには早い気がするのです。
「ひまわり」ならば「5」を目だけで答えたいですし、「ひまわり」と「ばら」を目で見て「5と3で8」と答えて欲しいんですよね。
「鈴」ならば「3、6、9で10」みたいな数え方が出来て欲しいのです。
大げさにいうと、5番目の数として認識しているのであって、「5」として認識していないのかもしれません。
珠算でも小学校の教科書でも「5のカタマリ」を認識させるような取り組みがあるのは、日本人人が一度に認識できる限界が「5」だと言われています。日本の文化がそのようになっているからなんですね。
ーーーー余談ーーーーー
海外の方がどう認知しているのかは私には分かりません。
言語や表記が違うのでおそらく脳みその中身は違うと思うのです。「言語と思考」の関係は中々に興味深いものがあります。「数の数え方」がまったく日本と異なるフランス人がどうやって数の認識をしているのか興味があります笑いつか雑談的に知りたいです。
インド式計算と言われてもピンと来ない私です。
故に、外国式が正しいとも限らないとは思ったりします。言語による文化が違うので、数の思考も違うはずなんですよね。
----------------------------
この段階で
・繰り上がりや繰り下がり
・30や50といった大きな数
を計算してもらうのは時機尚早な気は致します。
とはいえ、
出来ないからと言ってギャーギャー言う必要はないので、地道に訓練してまいります。ふと「数え方のリズム」が変わったときに、「数をカタマリ」で捉えられるようになったのだと思って次に進みます。

ケース②
点描写
2点が決まれば線分や直線が決まる。

マネして書けるようにはなってきました。
Bで書いているのかな??
だけど、まだ「2点を決めて直線(線分)を書く」ことが出来ていません。
目標を決めて目標に向かって真っすぐ書く!!ことにもっと慣れて欲しいなと思います。
これもず~~~っと横にいて、ギャーギャー言うと心が壊れるので徐々に直していきます。中学生を指導していて「直線をスムーズに書けない」場合は、かなり困ります。書けないお子様は昔よりず~~~~~っと増えている気がします。
比例や1次関数を教えている時に困るのです笑
認知の部分ですから、訓練するしかないのです。教えてもすぐにピヤッと出来る事ではありません。
これも数をカタマリで捉えていないとなかなか難しいですし、点を「1~2~3~4~」と順番に数えているしぐさがあるともう少しだな~と思います。
点を「4つめ」「点5個分で間の数は4つ」など瞬時に判断しなければならないので難しいのです。
こういったところは、ドリルだけでは出来ないのです。
もちろん、公文のようなノリで高速に計算する練習は必要ですし、私も公文は大好きです。私には公文が足りなかったなと私の10代の頃を思い返して思います。
そこも含めて、バランスよく伸ばしてあげたいのがWillbeです。