中3の現代文の課題の中に「円」をテーマにした課題があった。
-----------------------------
要約すると、
1946年、戦後の混乱の中で花田清輝は『復興期の精神』を書きました。敗戦後の日本に必要なのは「どんな精神か」を考えた評論です。
花田は、歴史や文化の姿を「形」にたとえます。
直線は近代の考え方であり、まっすぐ未来に向かって進む「進歩主義」といったような意味があると言います。例えば、科学技術の発展、合理的な思考、個人主義。
一方で、円は中世の考え方であり、始まりも終わりもなく、全体がつながっている「円環」だといいます。宗教・芸術・生活が一体化した共同体の精神。
つまり、輪廻転生だとか生まれ変わるという意味で円。直線的な近代科学の考え方だと輪廻転生や生まれ変わるといった考え方は生まれない。
そのうえで、花田は「これからの復興には「直線」ではなく「円」の精神が必要だ。」と言うのです。近代の直線的な考え方は、分断や戦争を招いた。一方、円的な精神は人と人をつなぎ、全体を調和させる力を持つ。だから戦後日本が再生するためには、円=中世的精神を取り戻すことが大切だ、と説いたのです。
-----------------------------
意味が分かりませんよね。
私も何言っているか分かりません笑
たまたま映画の授業で「メッセージ」を取り扱ったことがあり、たまたま参加していた生徒だったので、映画「メッセージ」を思い出してもらっていた。
----------------
映画に登場する「ヘプタポッド」と呼ばれる異星人は、円形の文字を使って意思疎通をします。
文字は「インクを吐き出すように描かれる円」で、始点も終点もなく、時間の流れのような直線的な順序が存在しません。
人類の言語が「線的」「時間的」であるのに対し、彼らの言語は「全体的」「同時的」なのです。
主人公ルイーズはその言語を学ぶことで、時間を直線ではなく「円環」として捉える感覚を得ます。
ここで円は、単なる図形ではなく、「時間や存在の在り方」を象徴しています。
映画のテーマの1つは、「時間は直線か、円環か」という問いです。人間の常識では、過去から未来へと時間は進む一本の直線です。
しかし、ヘプタポッドの世界観では、未来も過去も同時に「円」のように存在します。
ルイーズはその認識を手にした結果、「未来の悲しみを知りながら、それでも今の選択を肯定する」決断をします。
ここで円は、宿命を受け入れながら、それでも人生を愛するという人間の姿勢を表すのです。
映画では、未来を言語によって見通せるヘプタポットが、一見、自分たちが不利になるような決断を行い、人類が救われるという結末です。
-----------------------------------
映画の内容を思い出してもらいながら、、、
1人で読んでいる時よりかは解像度が上がったかな??
哲学や宗教の詳しい内容まで突っ込まれると私も「うっ」と息詰まるのですが、現代文で語られているような内容は、具体的に映画に落とし込まれていることが多いのです。
勉強と自分たちが生きている世界が繋がる瞬間。
そういう話をたくさんしてあげたいな~と思います。
問題は、そういった話は大体マニアックなのです爆笑 薄い話で恐縮です。