なんとなく大学生たちと、税金だとか金融だとか不動産の話になったので、ブログにしておきます。
いよいよもって
AIの話が身近になってきました。
10年ほど前は、「AIに奪われない仕事」「AIが奪う仕事」みたいなことを考えていたり、
私のような中途半端に頭を使って仕事していそうな雰囲気を醸し出す人が一番仕事を奪われるんだろうな~などと思っておりましたが、
最近はあまり考えなくなりました。
理由は、そんなものは世界中の誰にも予見不可能だと結論に達したからです。その道の専門家でさえ未来予測を外しまくり諦めている感じがします。現状把握で精いっぱいという気がします。
社会学者や国際政治学者みたいなもんですよね笑
おおざっぱな未来予測は出来るのかもしれませんが、細かい部分になると誰も分からないのです。
私にはよく分かりませんが、新しいAIサービスというものは毎週のように登場しているようです。
また、私は、もともと「コスパ」を考えるのが好きではありません。(とはいえ、考えはしますよ!好きではないだけです。)そもそも「コスパ」「効率勝負」では、AIと機会に勝てるわけもないし笑
これからの時代は○○だから、こういう仕事に就こうという考え方も、もともと好きではありません。(職業柄考えはしたりします。)
そこで重要なことは、やっぱり、「好きなこと」を見つけておくことなんだろうと思います。
「好きなこと」と申し上げても大した話ではなく、「ストレスなく継続できること」という意味です。
それが「仕事」とかみ合えばよいのですが、「仕事」なんてものも「職業」という括りでは表現しにくい世の中になっていました。
名刺に自分の職業や業態を書くことが難しくなったので、とりあえず、世の中に広く知られている「名詞」で書いている人も多くなった気はいたします。
いったい、この人の本業って何なん??って思うひとが増えております。
10代~20代で、何かに没頭して「それっぽい知識」「それっぽい技術」を身につけ、30代~40代で「新しい技術」「新しい知識」と出会い組み合わせて、生きていくんだろうなと思うのです。
やっぱり広がっていくのは「虚無感」なのだろうと思うのです。20歳前後の人たちが、どういう職業に就くだとか、将来設計を考える時には、そういう想いになったりはするのだろうと思います。
人間が何をやってもAIと機械に勝てるわけないじゃん。
どういう業界であれ人間の世界1位は、AIと機械に勝ててないですよね。
人間だけに出来ることも減っていくという大きな流れだけは、決まっていますw
20年後の医者
20年後の公認会計士
20年後の○○。
20年後の塾
20年後の大工さん
20年後のガソリンスタンド店員
20年後の薬剤師
20年後の宅建
などなど
ぜんぶ怪しくないですか?
とはいえ、
例えば
公認会計士の資格をとってその資格を得たとして、
その仕事では稼げない時代が来たとして、
実は、それって今まで通りですよね。
公認会計士をされている方だって、10年もたてば変化していないと苦しいのは今も昔も変わらないだけです。
だから、二十歳前後の人たちに言えることは、
とりあえず、
いまやってることや今からやろうとしていることに対して、
ある程度「強い」「専門性」「技術」「資格」として一生懸命やっておきなさい。
ちょっと社会の動きだとか世の中の流れを観察しながら。
「○○」だなんて名詞に拘らなくてよいのよ。
「名詞」ってそもそも人類が生み出してきた言葉のなかで最も変化が激しいですからね。
人生なんて名詞との戦いなんですよ笑
自分が自然と継続出来てしまうものがあれば、方向転換なんて出来るのです。
自然と継続できるというものは、たとえば「公認会計士」なのではなく、「公認会計士」を細かく細分化していって、そのなかで「継続している」ことなのです。
気持ちの置き所は、
・ストレスなく(自然とやれちゃうこと)を見つける。
・何かを信じすぎない。自分を否定された時に「イライラ」しない精神
の2点が重要なのではないかと思います。
具体的な行動としては、
・目の前のことは継続してやる
・いろんな人とあう
・いろんな世界を見て置く
かな。
自分を過去だとか他人と比較して「成長」「優劣」「進化」とか「生き残る」そういう言葉ではなく「変化」なんです。
人類の歴史が何年なのかしりませんが、変化してきた。
それだけが唯一絶対の真理です。
私としては、これから老害と言われる年齢に差し掛かりつつあるのですが、経験を積むということは、自分という存在がいよいよもって確立されていき、これまでより、柔軟性を失うということなんだと思うのです。
そういう気持ちを大切にしようと思うのです。
ただ、これは、17歳頃から~25歳ぐらいの人に何か言われたら、井戸端会議的にしゃべろうかな~と思っている話で、
子ども達(小学生前後)を取り巻く環境については、
悩ましいな~とは思うのです。
つまり、これが私が自然と考えてしまうことだから、それをやる理由。
使命だとか理念だとかそういうことではない笑