とある「少年」から送られてきたこの動画。
敢えて空気を読まず、
苦言を呈しておきましょう。
まずはこちらをご覧ください。
インスタを読み込むのに時間がかかる場合がございますのでご了承くださいませ。
まずはご覧ください。
(遊び半分ですよ?)
この動画に違和感をいだいた中学生はいるだろうか??
テストとして使用しても良いだろう。
体言止め?
違和感を覚えていただけただろうか?
もう一度見ていただいても構いません。
体言(名詞)止めとは、文末を名詞で止めることで、強めの雰囲気/感情/場面の余韻を残す表現技法のことです。漢詩や短歌では結句や句切れの部分を名詞で止めます。
冒頭の動画。
体言止めのところは確かに「閣下」と名詞で止まっています。
しかし、、、
しかしです。
体言止め例文
・はるはあけぼの。やうやうしろくなりゆく山ぎは、すこし明かりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。
・容赦なく照り付ける日差し
・ぼたん花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置のたしかさ
・友がみな我よりえらく見ゆる日よ
花を買ひ来て妻としたしむ
・国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。
夜の底に続く雪の白、遠くかすかな村の灯。
・Willbe名物、獅子舞の練習で筋肉痛になる塾長。
などなど。
正しくは倒置なのではないか疑惑
「事を急ぐと元も子もなくなりますよ。」で一度文章が終わっていませんか?
その後名詞単体で「閣下。」と呼び掛けております。
むしろ
「閣下、事を急ぐと元も子もなくなりますよ。」
と倒置で考えるべきではないのだろうか?
これについては、
文末が名詞で終わっていることを優先させて「体言止め」扱いになります。
倒置か倒置かどうかを判断するためには「助詞」の存在が必要です。「もともこもなくなりますよ、閣下が」と「閣下が」で終わると完全に名詞で終わっているわけではないので「倒置」として扱います。
ここで難しいのは「元も子もない」の主語が何であるかということになります。「閣下がもともこもなくなる」という文章が成立するのだろうか笑
成立しない気が致しますよね笑
以下の例文を見てみましょう。
主語が判別できないものと主語が分かりやすいものに分かれます。
・彼は無理なダイエットを続けた結果、(彼は)体調を崩してしまい、健康を損ねて元も子もなくなる。
・安い工具を買ったけど、すぐに(工具が)壊れてしまい、修理にお金がかかって元も子もなくなった。
・残業ばかりして働きすぎると、健康を害して元も子もなくなるから、休息も大事だ。
・大勝負に出るのはいいが、借金してまで賭けるのはリスクが高すぎて、負けたら元も子もなくなるよ。
・スポーツで無理をすると、怪我をして選手生命が終わってしまう。そうなったら元も子もなくなる。
・長い間貯めたお金を無謀な投資に使うのは危険だ。失敗したら元も子もなくなる。
・彼女とのケンカで感情的になりすぎると、関係が破綻して元も子もなくなるかもしれない。
・すぐに結果を求めすぎて急いでプロジェクトを進めると、失敗して元も子もなくなる可能性がある。
・安全対策を怠って急ピッチで作業を進めると、事故が起きて元も子もなくなるよ。
・試験前に無理して徹夜すると、当日に体調を崩して試験に失敗し、元も子もなくなるかもしれない。
ではやっぱり体言止めなのか?
さて~~~「閣下」で終わっているので体言止めで良い気がするのですが、「なくなりますよ」と動詞でおわった直後の「閣下」ですから疑ってみたくなるのです。
この「閣下」は一体何なのでしょう?
提示や呼びかけの独立語疑惑?単に「ね~~~〇〇ちゃん」といった表現を「独立語」と言います。呼びかけたりする場合は「名詞」は文と関係なく独立しています。独立しているとは「修飾関係がない」ことを言います。
例文
・失敗、それは成功のもとだ!
・風よ、もっとふけ
そう。
これが問題なのです。
おそらく「閣下」と呼び掛けており「もともこもない」とは独立しているのです。独立している名詞を体言止めというのかどうか??といった疑問がわきます。
体言止めは「文末を名詞で止める」ですよ。
文から独立してる名詞を体言止めと言うのだろうか?
実は私にもわかりません。
体言止めとは言わないのではないだろうか。
ムスカに話しかけた人物は、ムスカを諭し余韻を残すために最後に「閣下」と体言止めを使用したのだろうか?確かに余韻のこっちゃうよね~~~。
主語を言い忘れただけなんじゃないか??
呼びかけるのを忘れただけなんじゃないか?
例文がわるい!!
そう。
例文を作るのって結構難しいのですよね。
(ここが塾の先生の言い訳)
・私にもよくわかりません、体言止めが。
・私にもよく分からない体言止め。
どちらが体言止めでしょうーーーー?