進学個別指導塾Willbe【兵庫県赤穂市】非公式ブログ

兵庫県赤穂市の進学個別指導塾Willbe塾長光庵(こうあん)のブログです。ゆるふわっとした内容をダラダラと書いていきます。年長さんから高校3年生までが在籍しています。

ゴジラ-1.0


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今日は中高生対象「映画の授業」でした。



今回は「ゴジラ-1.0」を見てもらいました。最近ハラハラドキドキする映画を取り扱っていなかったという単純な理由です。



第2次世界大戦の様子もかなり詳しく描かれていたので「戦争っていけない」「戦争って人をこんなにもくるしめるのか」といった感想は禁止だよと生徒達に伝えて感想を書いてもらいました。



「戦争は悪いものだ」「戦争は悲惨だ」とそんな当たり前のことを言わせたいわけではなく「戦争は悪いものだ」で止まってしまうともったいないと思うからであります。感じてくれる分にはそれはどれで良い訳ですが、それよりもう一歩踏み込んで欲しいだけです。


ゴジラが初めて公開されたのが1954年です。「怪獣をぶったおす」というだけの物語ならば70年間も何度も何度も違う監督が解釈し直そうとはしないのです。








さてさて、


今回はどんな感想があるのだろうか。






40代驀進中の私としては


「キミの戦争は終わったかい?」だなんていわれると”ドキッ”と致します。戦争を象徴としてなかなか私たちが自分で消化しきれていないものに道筋は付けれたかい?って言われている気分になってしまいます。


または、戦争から帰って来た主人公が女性にいわれた「アナタ達のせいで私たちは〇〇になった」と一見身勝手な発言を見てドキッとしたのです。身勝手ではありますが、当事者でないから(一方の当事者という意味でも)、そう発言するのも納得してしまうのです。多面的な現実の恐ろしさにドキッと致します。


さらに、ゴジラと戦うのが「民間か~~~~いっ」ってなったときもドキッとしたわけです。ゴジラって自衛隊Vsゴジラですよね??え~~政府は俺たちを守ってくれないの?ゴジラと戦う主役を民間にするだなんて本当にドキッとしますよねっこれこそが令和のゴジラなのかっいや~~~それはちょっと残酷だ~~



と思いながら見ておりました。











さてさて。

中高生はどういう感想を書くのでしょう。

楽しみ楽しみです。