小1~小2の勉強ってやはり大事です。
昨今は、
「成長/発達段階に合わせた教育を。」
だなんて言葉が流行りつつありますが、
そのうちの1つが「補数」の理解だと思ったります。
とりわけ10と20の補数をキチンと即答できるかどうかは重要です。
補数
3+〇=10
3+〇=20
幼児から小学校低学年の間は、成長が速いかどうかで決まってしまいそうな雰囲気もあるのでなんとも言えないことはありますが
算数の初期において、「補数」を即答できるということはかなり重要です。
理想は「量」と「順序数」をなんとなく区別して欲しいとは思うところです。
赤穂市の小学生で補数をきちんと理解している小学生は半分もいないんじゃないかとおもいます。(小学生に言葉として補数と伝えても意味がないので、問題を解いている姿で痛感します)
そのような状況で2年生~3年生の内容をすらっと理解しなさいという方が無理です笑
うちの子不器用なんですよ~~~
などと言いながら夏ころに入塾してきた小学生。
小学1年生の内容もままならない。
(それでも学校のテストは80点~90点笑)
あれから半年。
補数という概念をたたき込みに叩き込む笑
同時に「数」「量」という概念を叩き込む。
点数という分かりやすいものでは表現できませんが、
見ていて切れ味がましたな。
と思っておりました。
学校の先生にも
「勉強に向う姿勢がなんとなく変わった」
と言っていただいたようです。
(まだまだですけどね笑)
目に見える形で、
筆算が出来るだとか
たし算ひき算ができるってのは、
「算数」を理解しているとは言い難いのですよね。
素因数分解といった言葉がありますが、中学校で登場します。
だけど、
素因数分解の基礎みたいなものは、
小学1年生ですでにやってるのですよね。
何かをあおるみたいでいやな言い方ですが、
算数の素養、
数学の素養
みたいなもんは、
小学校低学年のうちにぱっきり別れてしまいます。
もちろん、
成長が追い付いた後の爆発的な努力で補う子もおりますが、
少ないと思うのです。
修正するなら早いに越したことはありません。
高校生。
中学生。
小学校から見ている子が、
弊塾のエースになっている。
やってることは間違ってないかなと思うのです。
算数の大事さ。
大人から見れば簡単すぎる
低学年算数の大事さを痛感する日々です。