読解をするための最低限の文法
高校生に英語指導するときは私も「読解をするための最低限の文法が分かればそれで良い」といった言い方をしてしまうが、我ながら無責任なことを言っていると思います。
過去数年、どういう高校生にそれを伝えてきたか思い出してみると、間違いなく中学時代に模試の偏差値70を突破していた高校生に伝えているからです。
最低限の文法と言われれば、なんとなく誰にでも出来そうなのではあるがそうではない😢大学受験用進研模試偏差値55前後の高校生に、中学生用の英文読解教材をやってもらうと中学英文法がかなり抜け落ちていることが分かる。
「なんとな~~~~く和訳して正解していること」と「なんとなーく和訳して不正解な場所」をうまく自分で気が付けていないのだろうと思う。
故に、中学英文法はやはり大事なのです。
文法と言いながら熟語表現も含むので理解なのか筋肉によって使いこなせる表現の幅というのかは曖昧です。
高校生の現状を知っているからこそ、
・中学の間になるべく細かい文法
・筋肉で正確に直訳出来る力
を身につけさせてあげたいな。
そんなことを考える事が多いここ数年です。