今日は映画の授業。
映画のタイトルは「ネバーエンディングストーリー」
よく中学生や高校生に「なんでこの映画なんですか?」と聞かれるのですが、良くも悪くもテキトーです。ある程度ストーリーがしっかりしている映画なら何でも見ます。最新から古典的な映画まで見ます。
戦争反対だとかそういうことを伝えたいわけでもないのです。(もちろん、私も戦争は反対です。)
映画を観て、感想書いて、そのうえで授業を行う。
(授業をするのは私ではありません)
ただそれだけなのですが、生徒達に感じて欲しいことはたくさんありま過ぎて、分かりやすく教えてくれと言われてもなかなか困ります。
1つは、自分の言葉を持ってほしい。のです。
私自身もそうなのですが、映画や小説やテスト問題や小論文でもなんでも、本や映画や体験授業を終えると、何か正解があるかの如くYouTubeやgoogleや友達同士で、答えのようなものを探してしまいます。
感想ってこうあるべきだ
こう解釈するべきだ
この伏線は回収するべきだ
気持ちは分かるのです。
スポーツでもなんでも良いです。
あの試合がどう
あの選手のあの技術がどう
などなど
ですが、それでは自分の言葉は育たないのです。
見たものを細かく細分化する努力はして欲しいのです。そして、キチンと逃げずに言葉にしてみて欲しいのです。
そこから、答え合わせのようなものは行っても良いと思いますし、確かに、他人の意見や言葉を聞いて、自分の文章能力や表現力が上がるということはあるのですが、
答えを探す前に、
自分で自分の言葉を見つけようとして見て欲しいです。
だから、
私に、「僕の感想どうですか?」と聞かれても、
評価したいわけでもないので、
「いいやん」
としか答えないこともあるのです笑
映画解説のユーチューバーや、
本の書評家になってほしいわけでもないので、
あなたがドンピシャに刺さったことを書けばOKです。
背伸びなどいらないのです。
↓ちょっとこの話と被りますね↓