模試と定期テストはやはり違う。
基本的に模試と定期テストの偏差値は相関関係にあるのだが、
赤穂市で言うならば定期テストで真ん中ぐらいの子から一番下の子まで模試ではほぼ差がつかない。これが内申点が大事と言われてしまう理由だろう。
一方で定期テスト10番(あるいは上位10%以内)くらいの子達も差が生まれる。模試の偏差値50程度の子が10番であるし、模試の偏差値60程度の子が10番であることもある。これは同じ学年同じ中学校であったとしてもそうなる。
もちろん、本人が普段から勉強しているかどうかという点もじゅうようなのではあるが、理由はおおきく2つ。
定期テストの勉強と根本的に学力をあげる方法が違うという点
ふだん演習している問題の難易度の差という点
私は定期テストを馬鹿にしているわけではなく、範囲が短いため直前の暗記でいずれの教科も乗り切れてしまうという点を話しています。
この点に関しては、中学生は自覚が出来ない事だろう。
定期テストである程度の点数と順位が取れるようになるならば、難易度と問題の質を変えて勉強して欲しいと提案するところです。
定期テストや課題テストで結果を出し始めた中学2年生にその提案とプランを話はじめ、いまいちエンジンがかからない中3に対しても同じような話をし続けていくぅ~~~
のだ!!
見ていて悲しいことは、
定期テストで頑張って半分以上を維持しているのにも関わらず入試の点数や模試ではほぼ最下位に近いことまったく差がついていないケース。
一見、上位に見えて一桁順位(学年上位10%)を維持しているにも関わらず、模試や入試の点数では真ん中ぐらいの子達と変わらない点数をとる場合
です。
そうならぬよう
張り切って参りまする。