2024年3月実施、兵庫県公立高校入試の平均点が公表されておりました。
https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/uploads/sites/10/2024/05/R6gakuryokukensasyousai.pdf
☝詳しい資料はこちらです☝
気になったのは国語でした。
変な問題もなく難しいわけではありませんが、文字量がおおかったように思います。(毎年のことなんですけどね笑)
やはり時間との闘い。
問題ごとの正答率を見ていくと、大問5の論説文の正答率が軒並み20%~25%と驚くほど低かったです。大問5を読まずにテキトーに解答していく受験生の姿が目に浮かびます。
入試が終わった直後に「国語爆死しました」なんて教えてくれた子に、「難しくないから解答速報をみる前に解きなおしてみなさい」と伝えるとあっさり正解していました。
速読力とはいいたくないのですが、国語に限らず「普段から文章を読んで理解する」という姿勢が大事なんじゃないかと思います。
社会にしろ、
理科にしろ、
数学にしろ、
本当に
毎年
文章が長くなってきています。
安易な理解ではなく、文字を読み解く訓練を普段から、やっていくべきだとあらためて思いました。
数学と理科に鬼畜のような問題がなくなり、丁寧に読めればキチンととける問題が多くなった印象です。
逆に、社会は暗記だけでは難しくなりました。数年前までは、音読しておけば一瞬で「80点取れるよ」と言ってましたが、ここ数年はそんなことを口が裂けても言えません。
知識+αが必要ですね。
図を読め。
図を書け。
文字をよめ。
兵庫県公立高校入試問題からの強烈なメッセージです。