少し尖ったことを言う。
言いにくいけど言う。
コロナの戦いはここからなのだろうと思う。
各中学校の平均点がヤバいことになっている。
これは誰のせいでもない。
コロナが引き起こした「当たり前」の変容がそうさせているようにしか思わない。
中1数学の定期テスト平均点。
35点
36点
中1英語の定期テスト平均点
35点
36点
もう珍しくはなくなった。
問題が難しいのではありません。
確実に学力が低いと言わざるを得ません。
英語に関しては「教科書が難しくなった」という言い方も出来てしまうが、数学に関してはそんなことは到底思えない。
難しくもない普通の問題で数学20点の子が、定期テスト5教科の順位半分以内であることも珍しくはなくなってしまった。
定期テスト数学20点~30点でも通信簿は「3」なのである。
ここが赤穂市の「普通」になってしまったのだろうか。来年はどうなるのだろうか。私は恐怖に慄いております。
もう時代はかなり変わってしまったのである。本当に変わってしまったのである。コロナ長期休暇がもたらしたものは、勉強やコミュニケーション(会話)不足を引き起こし学力を伸ばし損ねたことなのかもしれない。しかし、それはもう3~4年ほど前のことである。
よく分からない体調不良(親を悩ませる体調不良)によって学校や習い事を休まざるを得ないことが増えた。正式なデータはないが「学級閉鎖」の頻度は確実に増えている。そうすると学校の授業は高速にならざるを得ない。
コロナが私たちを変えたのは、そういう生活習慣の当たり前である。
小さなお子様ほど外部環境の影響を受けやすい。
休んだ子ども達はスマホ漬けにされる以外に選択の余地はない。
これが赤穂の普通になるのだろう。
これからも。
おそらくは。
そういう意味で時代は変ったのである。
一方で、大学進学が当たり前の世の中はの空気は変わらない。
お子様が大学へ行きたいなら大学へ
そんなことを考える保護者様は多いだろうと思います。大学の6割は定員割れしているのです。大学へはいけるでしょう。
ここから先は価値観の問題です。
中学の定期テスト平均点が30点が当たり前の状況は確実に小学校の内容が分かっていなさすぎることが原因です。また、反復練習が嫌われる傾向にあります。遅れていることを取り返すには想像を絶する気合と根性が必要です。
大半の子は、取り返さないでしょう。
取り返すほどの努力は出来ないでしょう。
だからこそ。
です。
もうそうなるのが分かっているなら、小学生のうちにしっかり勉強しておく必要があるのです。
赤穂市の普通が定期テスト30点ならば、大半のお子様は定期テスト30点が当たり前だと思ってしまうということです。その状況を普通に思えないなら、当たり前を越えなければいけません。
普通に過ごしていてはいけないのです。
今だからこそ、
小学生のうちから塾です。