さて、
高校生はテスト期間、またはテスト直前。
本日も朝9時からShallWeで「自習」しております。
一方、
私は、保護者面談期間真っ最中。
本来あるべき面談は「塾から有益な情報」を保護者様にお伝えする場所なのかもしれませんが、私のスタンスとしては「一緒にお子様のこと考えませんか?」といったスタンスです。
ですから、
無駄話が多くなったりして大変恐縮しながら保護者様に面談へのお誘いをしております。
「やる気」というのもなかなか難しいもので、保護者様とお話ししておりますと、やる気ポイントのようなものを発見できたりして、日ごろの学習に活かす場として私がありがたいのです。
申し訳ありません。
知っていることは出来うる限り保護者の皆様にお伝えしているつもりではありますが、「有益な情報」を保護者の皆様に明確に用意をしているわけではなく、
保護者様とお話ししていく中でお伝えするべき情報を変えております。
ちょっとしたカフェ気分でお越しいただけると幸いです。
なぜか皆様と1時間~2時間話し込んでしまうのです。
申し訳ありません。
さて、、、、
自立学習とはなんぞや。
本題です。
Willbeは基本的に自学スタイルです。
とはいえ、
勉強のイロハを知らない子たちには勉強のイロハを最低限のルールとしてお伝えし、守っていただくことから始まります。
傍からみれば、
放置された中学生と高校生たちが黙々と勉強しているようにしか見えない塾であります。
「自立」なのか「自律」なのか。
「じりつ」にも様々なイメージがございますが、私は「自律」よりも「自立」派です。
そんなことをかんがえておりますと、
数日前、
お名前も忘れてしまいましたが、
とある小児科医の先生が、
「本当の自立」とは、依存先が多いことだ!
とおっしゃっていたことに感銘をうけました。
私が言葉にしたくてもなかなか言葉にできなかった一言だと思ったのです。
自立という言葉から想起されるのは、
1人で頑張ろう!!
というイメージですが、
実はそうでもない。
おそらく
自立というのは、
困ったときに助けてくれる人が多い
ということなのだと思う。
あるいは、
困ったときに助けてくれる人を探しにいける人
のことを自立した人と言うのかもしれません。
子どもが自立していないのは、
困ったときに、助けを求める相手が親だけ
だからなのだと思うのです。
大人になればなるほどに、
どれだけ困ったときに「依存」する相手が多いか?
ということが大事なのだと思うのです。
依存する相手が1人だけならば、その人がいなくなったときにどうすれば良いか分からないことが増えてしまう。
そして誰にも相談することなく、誰にも助けを請うこともなく、困り続ける。
それだと困る。
という意味だと思うのです。
事実として、
程度の差こそあれ、
本当に、
1人で生きている人はいないのです。
または、
「個人主義」
のなれの果てのような冷たい社会は存在するのだと思うのです。
確かに、日本人は他人に冷たい側面をもっていると思われますが、社会が「自由」と「平等」を求めるあまり孤独になる人は少ない気はしています。
最近、増えている気はしています。
程度の問題はありますが、いろんな人に頼ってよいのだと思います。
そのようなお話をWillbeに当てはめてみますと、
完全なる自由というものはありません。
自由を制限する「ルール」が存在しています。
まずは、そのルールを乗り越えて欲しいのです。
次に、
困って欲しい。
笑
困っていることは困っていると言って欲しい。
その時、私たちの存在価値が発揮されます。
受験勉強とは言え、
1人で孤独に耐えて、
修行僧のように勉強する必要はないのです。
でも、
まず、
困るほど勉強してね!