中1 国語
文を読むことのなんとやら。
テクニックとしての要約の練習中。
大事なところ?
=要点
=主語と述語。
これが基本。
述語すら分からないのが中学生の8割。
これが現実です。
本当です。
段落の中の大事な部分
(要点=筆者の言いたいこと)
=理由説明/事実の羅列/具体例などは要点にならない。
=1文である必要はない。
=理由説明と言っても「AだからBである」の1文は要点になりうる。
などなど
「昔々あるところにおじいさんとおばあさんがいました。」「冷蔵庫にジュースがあるのを知っています。」この文は要点ではないことが多い。
上記ができて初めて要約ができる。
各段落の要点をつなげれば文章全体の要約となる。
注意点は、
①主語と述語のねじれ。
=高校生小論文指導においても、主語と述語が一致していないことが多くある。思ってるよりムズカシイ。とにかく主語っぽいモノから文章を書き始めるから主語と述語の関係がおかしくなる。
②主語と述語が遠すぎて、読むのがしんどい笑
このように要約の公式めいたものはある。まだまだある。
偉そうに一部を列挙してみたが、こんなことはどの国語の参考書にも書いてあるようなことなのだ。
だが、
国語教育において公式めいたものを使いこなす練習は行われない。特に読解問題について行われることはない。
さらに、国語に関して常々思うことは、
問題集の解説を読んでも、
集団授業において解説を聞いても、
国語力は向上しない。
「〇行目に〇〇と書いているため、正解は△である。」と書かれている解説を鵜呑みにしてしまう中学生/高校生が多いからである。
重要なことは、〇行目に〇〇と書いていることがなぜ重要なのかを自分で見つけ出さねばならないことである。
故に、
Willbe国語の授業は、
読解公式の定着が中心である。
つまり、
数学のように公式をならったならば、実際に使ってみる。
実際に、どの公式を使いこなせなかったのかを自分で着目できるようになる。
テクニックの習得である。
だがそれだけではツマラナイ。
もう一歩先へ。
要約が出来たとしても
文章を理解したことにはならない。
ここが重要なのだ。
「現代の娯楽施設には、客と遊具のオルタナティブな関係が必要である。」
↑現代文でよくある文です。
で??
具体的には??どゆこと??
「え???」
だとダメなのだ。
もう一歩先へ行きたい。
テクニックの習得はツマラナイが仕方ない。
あまりにも文章を読むレベルが幼過ぎるため、自分の意見やらなんやらを述べている場合ではないのだ。
自分の意見??
まずは筆者の主張を正確に理解してから、
自分の意見とやらを考えてもらいたい。
Q:ハンバーガーを食べると健康に悪いと思いますか??
A:ハンバーガーは高くて学生が買うにはきついものがあります。
などと頓珍漢な自分の意見はいらなのだ。
テクニック/技術の習得。
テクニックや技術とは、感覚で読める人たちが無意識に行っていることである。
共通テスト。
文章を読まずに感で解いている子の方が点数が高い。
当たり前の話である。
テクニックや技術を無意識に使いこなしているのだから、
一生懸命読む必要がないのだ。
文章を読める中学生になろう。