進学個別指導塾Willbe【兵庫県赤穂市】非公式ブログ

兵庫県赤穂市の進学個別指導塾Willbe塾長光庵(こうあん)のブログです。ゆるふわっとした内容をダラダラと書いていきます。年長さんから高校3年生までが在籍しています。

【小学生】デジタルではなくアナログに拘ろうと思った話。







小学3年生の保護者様と話をしていました。



筆圧が弱い(人差し指と親指)話から、幼児期の「ハイハイ」の話、ドアノブの話、手首を動かすような動作、ラジオ体操で幼児が骨折する話、、、、



かなり盛り上がってしまいました。



学力格差と言われておりますが「身体能力格差」と言っても過言ではないような気も致します。













赤穂市の小学校でも連絡帳が消えて、1人1台タブレットをランドセルに入れて、あらゆるお知らせがタブレットに配信される世の中になりました。



小学校の先生方の苦労を思い浮かべると少しでも負担が減っていて欲しいと思う一方で、子ども達1人1人の様子を見てみますと複雑な気分になります。












10年前は「時計がデジタルになった」ことで「アナログ時計」を読むことが出来ない子達が増えたともっぱら話題になっておりました。時計がデジタルであること自体は問題もなく、アナログ時計が読めないことに問題は感じませんが、日常の中に「数字」を理解する要素が減ったとは思ってしまっていました。













いまはそういうレベルではないように思ってしまうのです。






具体物に触れることで抽象的な概念が理解できると言えば聞こえは良いのですが、圧倒的に、習慣として、当たり前のように触れていることと、なんとなく授業の導入で具体的に説明することではレベルが違います。



具体的なイメージが無いがゆえに、無駄な苦行とも思える反復練習が必要な子が増えたなと実感いたします。








やはり


算数は具体的でなければならない。






世の中のデジタル化みたいなものに反抗することが出来ませんが、赤穂の片隅の小さな塾だからこそ、小学低学年や幼児に向けては「具体物」を使用して算数を理解してもらうことに拘り続けたいなと思いました。







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