赤穂の零細個人塾ですので、
経営だなんて言葉を使うこと自体がおこがましい訳ですが、
大学時代の友人や塾長仲間と話をしておりますと、
どうしても
経営学
理念
ブランド
マーケティング
ストーリー
なんちゃら戦略
だとかいう言葉が出てきます。
20代の頃も今もたまに名著と言われている本を読んだりしますので、そういった話は好きだったりします。
経営学部の友達に
当時
「吉野家の経営戦略」
「セブンイレブンのドミナント戦略」
「KJ法」
「コトラー」
といった話をたくさん教えてもらったからかもしれません。
なのですが、、、
それをWillbeとして考えた場合
ピンと来ないのです。
How to 的な領域になるとピンと来ないのです。
Willbeは偏差値30~偏差値70の5歳~18歳の子ども達が集まる塾です。
進学実績のようなものをTwitterやインスタで「アピール」しようとしてみたりもしますが、ピンと来ないのですよね。
嬉しい。
うちの子頑張ってるでしょ?
スゴイんですよ?
とは言いつつ。
↑こういう画像って生徒の顔が見えないですよね。
私は彼らが泥水をすするかの如く(言い過ぎ)努力を繰り返しているかも知ってる。
学年1位を連覇している子に対して課題しか感じないこともあれば、確かに強いな~と思うこともある。お母さんに話を聞くと、私の知らなかったエピソードがたくさん出てくる。
一方で、
やはり上位にくる子たちは頑張ってる。
「あなたはまだ頑張ってないだけよ。」と1~2位以外の子達に伝えるのも違う。
小学4年生で入塾してきた時は、偏差値40程度。
今だから言えるがヤバさしか感じませんでした。中学入学時は上位40%程度。中学で学年1位を中3時に達成し、今や某進学校で10位に到達してる。
その5年ほどの話は伝えにくいモノがある。
頭良くてなんでもすぐ出来ちゃってと思われてる子は確かにいて「〇〇さんなら大丈夫」なんて言われまくって、苦しい子にも新しい教養みたいなものを提供したいと思う。
いまふと「その勉強の仕方だと時間の無駄だぞ?」的なことを毎週言われて毎週泣いている男の子の顔が思い浮かんだりします。
Willbeが全員の成績を伸ばしているか?
そうだとは言い難い部分もある。
ダラダラと書いてきましたが、
エピソードは枚挙に暇がない。
書けば書くほど、
「あれ?おれは?」と思う中学生はたくさんいる。
「あれ?俺、認められてないのかな?」と。
ズレた。
今までも話が何だったのか?
今日も盛大に塾経営について語り合ってる姿を傍目で見てて、
Willbeについて考えて、
何度考えて
何度思い返して
何度「なぜ塾を始めたのか」とか改めて考えて、
毎回思うのですよ。
うちにいる子はみんな不器用。
不器用すぎて笑える。
不器用な子が不器用に伸びていく姿を応援したい。
したいのではなく「してしまう」
やってしまうのだから仕方がない。
それがWillbeなのだ。
偏差値30~偏差値70の子が同じ空間で勉強している塾?
もっとターゲットを絞りなさい。
マーケティング上よろしくない。
煩いな~
もう~
しょうがないじゃん。
それがWillbeなんだから。
共通項は、
塾にきたら淡々と。
泥臭く勉強する。
ただそれだけよ。
緩い勉強してたらちょっと怒られる。
毎日来たければ来ればよい。
本気で伸びたければ毎日くれば良い。
家で爆速で走れるなら家でやれば良い。
選びなさい。
そんなものは強制されるものではない。
定期テスト5教科150点の子が、定期テスト5教科250点まで伸びる苦しさ
と
定期テスト5教科450点の子が475点ぐらいに伸びて「そんなものは暗記に過ぎない」と私に言われ「模試の偏差値」「上には上がいる」と言い続けられる苦しさ
は同じだ。
本気で伸びたいならWillbeに来て欲しい。
出来うる限り早く。
私との出会いが速ければ速いほど伸びる。