進学個別指導塾Willbe【兵庫県赤穂市】

兵庫県赤穂市の進学個別指導塾Willbe塾長光庵(こうあん)のブログです。年長さんから高校3年生までが在籍しています。

なぜWillbeの授業時間が長いのか??




中1~中2は、

2教科70分×4回

でWillbeに通塾しているWillbeっ子が多いです。





3教科70分×6回
5教科70分×6回

2教科70分×8回




中3の夏は、

毎朝9時~13時
毎晩19時~21時40分


と授業時間はバラバラですが、基本的には長い。








家で出来る子は、家でやればよい。






でも




根本的に、



私が悔しいから授業時間が長くなっているのだと思う。








2教科70分×2回の通塾で一桁順位を取っている子もいるのは事実です。






伸び続けて欲しいのです。





塾に通って60位が40位になって平行線でそのまま卒塾してほしくないのです。




伸び続けて欲しいのです。




成績を上げてあげられないことが最も悔しいのです。

















確かに、


誰がどうみても成績が上がっていると思える子は塾生の8割程度で、


「うちの子はそうでもないやん?」


と思っていらっしゃる保護者様がおられるのかもしれません。


全員の成績をあげる塾であると


言い切れる塾でありたい。





ただの私のエゴ。






授業時間が長いのは、演習をどこで確保するのか問題を解決したいわけです。




成績が高いとか低いとか関係なく、



今のアナタに伸びて欲しいのです。




どのような点数であれ、


壁が訪れます。


その壁は、過去十数年の習慣によって積み上げられた壁です。


60点を取り続けるならば、40点ずつ差が広がっているのです。


40点×数十回のテスト分の知識と脳みその差が広がっていくのです。


目に見える差は60点と80点ではあるが、実は、差は広がっています。





故に、


60点を取り続けている子は、60点分の練習しかしていないことになり、


80点を目指す努力はそれ相応なのです。






確かに、


得意な単元でたまたま点数が良いということもあるでしょう。














その壁を1人で突破できるならば、それはそれで良いでしょう。



しかし


私は


悔しいから



見守り、


「成績を伸ばしたい中学生」として不遜な態度であれば


激怒し、


「成績を伸ばしたい中学生」の集団としてふさわしくない空気であれば


諌め続ける





という方針をとっている。


















・私立高校の助成金
少子化


↑上記2点の影響で、


・公立高校の定員割れ
・倍率の低下


は避けられない。




その意味では、受験生としてあるべき姿を中3に押し付けるのもいかがなものかと思う。






でも


塾の矜持として伸ばしてあげたいのです。






「やりたいこと」のようなものが出来たとき、


その壁を見た瞬間に諦めることほど悲しいことはない。






「宇宙飛行士」
「オリンピック選手」
「医者」





具体的な職業名は、この時代であるから、どうでもよいのですが、


どこまでが「その子」にとって


2秒で


諦める目標なのかは


際限がないのではあるが、









ふとパンフレットを見て、


私とは違う世界だ


と2秒でパンフレットを閉じる







多くの中学生が

そういう大学受験



そういう高校受験

を過ごしているのは少し悔しい。



















・総合進学コース
→ちょっと待つ。

どれほど勉強するのか、
どこまで伸びたいのか、

本人と家庭と相談しながら中3の春までは待つ。

提案はする。

けど基本は待つ。




・難関進学コース

またない。

最初から全力疾走ゴリゴリ。
























全国の塾を見ていて思う。


高校野球バリとまではいかないまでも、


うちの子達は頑張っていると思うが、


まだまだ頑張っている中学生はたくさんいる。







赤穂で育ち、高校を卒業し、地元で暮らす。


良いと思う。


「こんな狭い世界は嫌だ」と朧気ながらに思って赤穂から離れて生活していたが、


大人になって地元に残った同級生たちを見ていて


良いと思う。









大学受験があたりまえになる世の中だからこそ、


高校受験よりも大学受験の方が楽に突破することが出来るからこそ、


大学という価値が下がっているからこそ、


真摯に大学受験に向き合う素養を


中学の間に


身につけて欲しいという想いもある。







いい加減な仕事をしていますが、



多少


おせっかいな塾です。